県中部にドックランが一つもない!と嘆いていたら、Twitterで”知花ドックラン”なる存在を教えてもらいました。
ベース(米軍基地)関係者の保養所として作られたゴルフ場「知花ゴルフクラブ」に隣接しているドックランらしいのですが、
なんと、外部の人も入場無料で自由に使えるらしい。
というわけで、さっそく行ってみました。
Contents
知花ドックラン(CHIBANA DOG PRAK)の概要
知花ドックラン(CHIBANA DOG PARK)は、沖縄県沖縄市の嘉手納基地内にある犬専用の公園です。

米軍の保養施設『知花ゴルフクラブ』に併設されていて、基本的には軍属専用とされていますが、
入場無料・ID不要なこともあって、基地内外の愛犬家から親しまれている場所です。
知花ドックランの設備
知花ドックランは犬専用の公園です。
そのため、広大な芝生広場を中心に、飼い主が一休みできるベンチや、犬の排泄物を捨てるダストボックス、
犬と一緒に遊べる簡易アジリティ等が設置されています。
ゲートは2重扉

まず最初にチェックしたいのがゲートです。
ドックランではおなじみ、脱走防止の2重扉仕様。

ロックは簡易チェーンで、スプリングフックで固定されています。
頑丈とまでは行かないまでも、これなら1度や2度体当たりされたくらいでは開かないので安心。
水飲み場

犬用の水飲み場&手足洗い場は、ゲートの入り口にあります。
そのせいで、ゲート付近に水たまりができているのがちょっと気になりますが…^^;それはご愛敬。
犬用の飲み水をさっと組めるので、お水を忘れた時でも安心です。
また、わんこの感染症対策として、遊んだ後にすぐ足を洗えるのもGOOD!
簡易アジリティ

園内の中央には、ちょっとしたアジリティが楽しめるわんちゃん用の遊具も設置されています。
一部使えないものもありますが、Aフレームやトンネルは健在!
お出かけついでにちょっと訓練してみるのもオススメです。
ダストボックス

知花ドックランには、各所にうんち用のダストボックスが設置されています。
芝生広場を囲むように5~6個設置されているので、どこで排泄してもさっと処分できて快適です。
普通の公園のゴミ箱だと、うんち捨てるのは気が引ける…なんて人も気軽に利用できるのでは?と思います。
ベンチ

最後に忘れてはいけないのが、人間用の休憩所です。
知花ドックランには、ありがたいことにベンチがいくつも設置されています。
愛犬が他のワンちゃんと遊んでいるときは、飼い主はゆっくり一休み…というのができるので、
体力が無い私としてもありがたいです。

ただ、日よけになる屋根はないので、夏場や日中は暑いと思います。
その辺りは時間帯を選ぶ等の対策が必要です。
八角初めてのドックランデビューの様子
ちなみに、我が家の八角は今回が初めてのドックランです。

- 他の犬と接触する機会があまりない
- 呼んだら戻ってくるかわからない
と飼い主的な不安もあり、最初はリードをつけたまま様子を見ようと思っていました。
が、他の犬からの歓迎に逃げるだけで威嚇する様子もなかったので、意を決してリードを外してみることにしました。

その時の様子がコチラです。
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外した瞬間、遠くへ行ってしまうかと思いきやわりと冷静。
しばらくは飼い主の周りをうろちょろしていましたが、後半はどこからか拾ってきたボールを先輩犬と取り合いっこしていました。

どうなることかと思ったけどホッとした~!
知花ドックランを利用する上での注意事項
知花ドックランは、基地関係者の保養施設ではありますが基本的に誰でも自由に出入りできる場所です。
管理者はいませんので、みなさん自由に使われている様です。
しかし、ドッグランを利用する上でのルールは一応存在しています。
それがコチラ。

ゲート内にまるでただのゴミの様に倒れている、初見だと全く気づかない看板。
グーグル翻訳を使って日本語に訳してみるとこうです。
オフリーシュドッグエリアルールこのエリアは、犬、そのハンドラー、およびそれらに付随する犬のための承認されたオフリーシュエリアとして指定されています。 施設のユーザーは、自分の責任で行ってください。 これは監視されていない領域です。投稿されたすべてのルールに準拠することにより、あなたとあなたのペットの安全を確保してください。 パンドラーは、彼らの管理下で、THEGOGによって引き起こされたあらゆる怪我に対して責任があります。-すべての犬は、ワクチン接種を受けて、法的に登録されている必要があります。 そして、目に見えるドッグタグを着用してください。 -AGGR E BEAVIORを示す犬は禁止されています。 -オフリーシュ犬エリアに出入りするときは、犬はリース状態でなければなりません。 -犬は、常にハンドラーの管理下にあり、ハンドラーを考慮している必要があります。 -ハンドラーは16歳以上である必要があります。 -ハンドラーは「彼らの糞をすくい取り」、彼らの管理下にある犬によって掘られた穴を埋めなければなりません。 THÀNK、あなたはチバナドック、パークを訪問してくれました。
泥で文字が潰れているので、ところどころ翻訳がうまくいっていない部分もありますが…汗
箇条書きにするとこうです。
管理者不在のため、施設の利用は全て自己責任です。自分と愛犬の安全を守るため、下記のルールはしっかり守ってご利用ください。
また、愛犬が怪我をした場合の責任は全て飼い主にあります。
- 全ての犬は、基地に法的に登録されている犬であること
- ワクチン・狂犬病などの予防接種を済ませていること
- ④を証明できるタグを目に見える位置に身に着けておくこと
- 攻撃的な犬はNG
- 公園に入るまで犬はリードにつないでおくこと
- 飼い主は犬をしっかりコントロールできていること
- 飼い主は16歳以上
- 飼い主は、犬のフンや犬が掘った穴の後始末をしっかりすること。
一応、米軍の保養施設なので、利用者(犬)は全て、基地に登録されていることが前提となっています。
(ただ、知花ドッグパークを利用する日本人でこのルールを守っている人はほとんどいないと思う。)
飽くまで、自分と愛犬を守るためのルールですので、ルールを破っている場合のトラブルは全て自分に責任があることを理解した上で利用しましょう。
感染症対策はしっかりと
その他、飼い主たちの間で不安視されているのが感染症についてです。
というのも、知花ドックランの近くにはネズミが生息するドブ川が流れているらしく、それらを媒介にした感染症(レプトスピラ)を心配する声があります。
さらに、園内のど真ん中には大きめの穴があいていて、雨上がりには水溜りも…!

水溜りができている日は、愛犬が穴に飛び込もうとするのを必死で阻止する飼い主の悲鳴も聞こえます。
また、ドッグラン内では、ダストボックスがあるにもかかわらず、
- 他の犬のフンが落ちてる
- 水受けに水が入ったまま放置されている(たぶん雨水)
と、ちょっとだけ不衛生さを感じる部分がありました。

毎年8種以上の混合ワクチンを接種しておけば、感染症のリスクを下げることはできるのですが、絶対に病気にかからないという保証はありません。
そのあたり、十分理解してご利用くださいね。
まとめ 県内最大のドッグランは控えめに言って最高
管理している人が居ない以上、感染症やトラブルなどのリスクは多少あるものの、
ドッグランが少ない沖縄にとって、
ワンちゃんの大きさ問わず
無料でいつでも遊べる
ドックランはかなり貴重だと思います。
飽くまで軍属専用施設なので、大きい声で「おススメ!」とは言えないのですが、
中部の愛犬家さんはぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか?
知花ドックランへのアクセス情報

知花ドックランは基地関係者の保養施設として基地内に設置されていますが、一応誰でも入場できる場所にあります。
ゲートの門番はおらず、IDのチェックも無いので車でそのまま基地内へ入り、駐車場まで移動する形です。


駐車場は結構広くて、50台くらいは停められると思います。
私たちが訪れた日は曇りということもあり、駐車率は20パーセントぐらいでした。
晴れた日はもう少し車が多いと思いますが、たぶん「人がいっぱいいて入れない~」ということにはならなさそうです。
[住所]〒904-2144 沖縄県沖縄市白川
[電話番号]-
[公式サイト]-
[駐車場] 無料 50台くらい
[営業時間] 午前6時〜午後6時半(※ゲートは日没後に閉鎖)
上のピンは知花ドックランの隣駐車場を差しています。
お車でアクセスする際は、上記マップをご利用くださいね。